割高警戒モード、解除です。

NVIDIAの好決算の後、好材料出尽くしによる株価ダウン、とか、利益確定売り続出による株価ダウン、とか、なんか起きるんじゃないか、と思ってましたが、そうならなかったですね。

 

結局、テスラのEVビジネスはグダグダになったとしても、マグニフィセント・セブンの残りの6社が、生成AIをはじめとする技術革新を進めて経済発展に寄与し、米国市場は成長し続ける、というのが、いったん、今回の NVIDIA好決算を受けての、マーケットプレイヤーの多数の意見、ということなのかな、と思いました。

 

2024年は、年初あたりから、いろいろな指標は「割高」アラートを発しているように私には感じられましたが、まあ、そうではなかった、ということなのでしょう。


生成AIによって世界が発展することが織り込まれているがゆえの株価の上昇であって、それは割高なのではなく、適正価格が新たに形成された、と、いったん解釈したいと思います。

 

暴落警戒ポジションから、債券系投信を手厚く持つ形だけは維持しつつ(利率がよくてリスクが小さいのは、全く悪くないので、持ち続けて問題なし)、株式系投信の部分は、ニュートラルポジションに徐々に戻したいと思います(これまでは、米国を薄めに、新興国(特にインド)を厚めに、という寄せ方をしていました)。


ただ、NASDAQ100とか、FANG+とか、半導体濃度が特別に濃いところはあまり突っ込まず、いわゆる一番オーソドックスなところにすると思います。

 

かつて、ドットコムバブル崩壊があったように、生成AIも、必ず新技術への過剰な期待、過大評価が行き過ぎてバブル崩壊を引き起こす、とは予想しつつ、今年は、これから先アメリカ大統領選もあるので、FRBも米国経済が窮するようなことはやらないでしょうから、しばらくは、安定的に株価が伸びていく時期が続くのかな、と、自分の目に見える景色から、そう思った次第です。

 

ではでは。