金(ゴールド)系の投信商品を試食してみる。

まあ、あれですよ。

 

そこそこ高年齢で資産形成というか、資産運用をやっていると、株式が割高シグナルを
無視してグイグイあがる局面には、全突っ込みで勝負なんて、できないわけです。

 

20代~30代のプレイヤーと比べて、万一暴落食らった後に回復するまでの時間が、自分の人生(あるいは、社会人としての現役人生)の残りと比べて大きいのか、小さいのか、って、頭をよぎりますからね。

 

新NISAで株式系投信の積み立てもやっていますし、その外側でも同様に株式系投信、売ったり買ったりしていますが、さらにその外側に、堅固な「海外債券系投信商品」の防壁を築き上げて、積極的にリスクをとる資産と併せ持ちをしているわけです。

 

その防壁だけで、ある意味、ディフェンス力抜群なんですが
(しかも、今現在、米国の金利が高いおかげで、米ドル建てで評価すると年利5%ぐらい利回りあるなんて、なんて優秀な防壁でしょうか!)、

 

株式系投信を、割高と判断して売り払った後、手元に残る現金、円のまま持っておくのが、どうにも、これはこれで怖いんですよね。
私、日銀信用してないんで。
通貨の価値を防衛してくれる存在かどうか、すら、信用してませんから。

 

で、さらに海外債券系投信商品の防壁を高く積み上げてもいいんですが、それはそれであんまりやってて面白くないんで、変化をつけるために、コモディティ系投信商品を試食はしてます。

 

具体的銘柄は、
・eMAXISプラス コモディティインデックス
・iシェアーズ コモディティインデックス・ファンド
の2つ。

ものすごく乱暴に説明すると、前者は、貴金属や産業金属の割合が高いファンド、
後者はエネルギーの割合が高いファンド。

 

最近、金(ゴールド)の割安シグナルをキャッチしたんで、もう一つ試食したくなって、
・iシェアーズ ゴールドインデックス・ファンド(為替ヘッジなし)
も、買ってみました。

 

最初、
・三菱UFJ 純金ファンド(愛称:ファインゴールド)
を真っ先に調べたんですがね。実際、リアルにお金を出して買うぞ、という心境で見比べてみたら、iシェアーズのほうが、信託報酬お安いし、そっちにしよう、となりました。


まあ、ある意味、遊びの要素もあります。コモディティって、それを持ってるだけで利息がついて増えてくれたりするものではないので。

 

でも、株式が値崩れするときには、逆に価値があがってくれるタイプの資産なんで、資産タイプをまたがった分散の効いた形には、結果としてなったかな、と思います。


若い人ほど、単純に株式系投信商品に全突っ込みして、「長期・積み立て・分散」を株式の世界でやっておけばOK、の方程式に全乗っかりでいいと思いますが、
50歳ちょい超えぐらいの方で、資産タイプをまたがって分散投資をしたい、という、安全志向(?)の方には、多少は参考になる/面白い情報かな、と思って、書いてみました。

 

ではでは。