まず、ただいま、2024年の、1月上旬です。
新NISAが開始した直後のタイミングです。
私は、2023年までは、S&P500と、先進国株式を軸に買ってきましたが、12月にその大半を利確しました(厳密にいえば、2023年までの「つみたてNISA」はそのまま持ち続けているが、特定口座のほうで買っていたものを売り払った)。
大半を現金で持つのもアレなので、先進国債権インデックスをけっこうまとまった金額、買いました。
上記は、2023年12月時点で、米国株式があまりに割高である、米国は長期間に渡って高い金利を維持してきており、今後そのマイナス効果が顕在化してくる時期に差し掛かってきているのに、株価はそのマイナス効果を織り込んでいない、という主旨の情報に出くわし、かつ、その内容に納得したから、です。
上記の、「米国株式があまりに割高である」という判断変更を行う前に考えていた新NISAのポートフォリオは、ざっくり以下のようなものでした。
・eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)
・ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
・iFreeNEXT FANG+
・eMAXIS slim 全世界株式(3地域均等型)
・イーストスプリング・インド・コア株式ファンド
くだけた表現をすると、「マイ・オールカントリー、FANG+とインド大盛り」って感じです。
で、米国株式が割高=米国株では当面資産を増やせない(大幅に減る、も十分あり得る)、という前提で考え直した新NISAのポートフォリオは、以下です。
・フィデリティ・欧州株・ファンド
・eMAXIS slim 全世界株式(除く日本)
・iTrust新興国株式(愛称:働きざかり~労働人口増加国限定~)
・eMAXIS slim 全世界株式(3地域均等型)
・イーストスプリング・インド・コア株式ファンド
意図的に米国を極力除外し、欧州と、「労働人口が増加している新興国」に厚めに振りました。
そして、結果として、投資信託5銘柄のうち、3銘柄は、「アクティブファンド」となりました。
長期投資には、有名どころの信託報酬の安いインデックスファンドを選んでおくのが鉄則なんですよ。
でも、これから米国の株価が下がりかねない各種シグナルが強烈に出ている(と、少なくとも私は思った)のなら、いったん、極力米国を外してスタートして、米国株式の状況が落ち着いてからまた見直そう、
という考えです。
私は、この見直しをする過程で、そのときどきの目指す方向によっては、インデックスファンドよりももっと目的に適うアクティブファンドがある、と気づきました。
なんでもかんでもインデックスファンドがベスト、という考え方ばっかりじゃないよ、というところが、自分の思いであります。